【回顧録】息子(中1)の発達障害~②保育園時代
こんにちは、あんころです!
今回は、前回からの続き…
息子(中1)の発達障害の回顧録②保育園時代
になります。
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年少組で保育園生活をスタートさせた息子。
その頃になると、息子はだいぶ
こだわりを見せるようになっていました。
これでなくてはイヤ、というものが多い。
服、道具、本、テレビ番組、おもちゃ。
この時の息子のこだわりは、乗り物でした。
そして、常にどこか落ち着きがなく、
思いつきですぐあっちこっちに行って
みたり、何かをし始めたりするので、
ちょっといつも目が放せない。
かと思えば、気になる物が目に入れば
すぐに夢中になって
寒かろうが、雨天だろうが
テコでもそこから
動かなくなる。
(こうなると、周りの声は聞こえない。)
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私は、できるだけ息子のペースに合わせて
日々行動していたので、
これから保育園に入るとなると、息子は
保育園のペースでやっていけるだろうか…
と当初は心配でしたが、
いざ入園してみると、小さい子組なので
周りにも落ち着きのない子や
先生のいうことを聞かない子なんて
たくさんいたし、
息子も保育園のペースになんとなくは
合わせてやっている様子だったので、
とりあえずホッと安心したのを覚えてます。
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でも…
なんだかんだ過ごしていた年長組のある日。
担任の先生に
「ちょっとお母さん、お話いいですか?」
と呼ばれました。
先生のお話は、
「息子君の様子を見るに、多動な所が
気になるので、一度、児童発達支援の施設に
行ってみたら」
というものでした。
児童発達支援の。
初めて聞く言葉でした。
それまで、そんな存在も知りませんでした。
「そこは…どういう施設なんですか?」
「 息子君のできること、できないことを
見ながら、できないことをどうしたらいいか
具体的に手立てを下さる所ですよ。
お母さんの相談にも乗ってくれるはずよ」
まず思ったのが
ああ、今まで息子の内面と向き合ってきて
モヤモヤと抱えていた違和感が、今
問題として表面化してるんだ、ということ。
息子の育てにくい所。
この子の個性、ということか?
なんとかしないといけない問題なのか?
何か原因があるのか?
私にも問題があるのでは?
…今までの、海の底を手探りするような
答えが出ない日々の悶々。
そこに急にメスが入ることになった、
そんな感じがしました。
やはり息子のそれは問題なのだと言われて
ショックだったけれど、
今まで悩んでいたことの答えのヒントが
つかめるかもしれない、という期待が
大きく膨らみました。
すぐに、先生に言われた児童発達支援施設に
行ってみることに決めました。
次回に続きます。
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